たとえば無料プランを使っていて、ChatGPTにマットレス選びを手伝ってもらったとします。すると回答の隣に広告が表示されることがありますが、それは直前に質問した内容と、おおまかな位置情報、そして使用しているデバイスに基づいて選ばれたものです。過去のチャットでChatGPTが記憶している内容は、少なくとも今のところ広告選定には関係していません。

広告が表示されるプラン
広告が表示される可能性があるのは、FreeプランとGoプランのユーザーです。Plus、Pro、Enterprise、Business、Educationの各契約者には広告が表示されず、広告非表示の選択肢も引き続き用意されています。無料アカウントを利用していて、そもそも製品内に広告を一切表示したくないという場合は、まず自分が利用しているプランを確認する必要があります。
パーソナライズ広告の開始前には確認が入る
OpenAIは、パーソナライズ広告を開始する前にユーザーへ選択を求めます。オプトインするか、しないかです。オプトインを選ぶと、広告は製品内での行動履歴(これまでに操作した広告や会話から得られる文脈を含む)に基づいて選定されるようになり、後から設定を変更できるオプションも用意されます。オプトインしない場合は、これまで通り現在の話題と、位置情報・デバイスの種類という限られたシグナルのみに基づいて広告が選定されます。ここで言う文脈情報は「限定的」なものとされており、具体的に挙げられているのはおおまかな位置情報とデバイスの種類の2点のみです。
広告を閲覧したか、タップしたかは記録され、その集計データは広告の効果を測定する材料として利用されます。「広告主が受け取るのは、総表示回数や総クリック数といった、広告のパフォーマンスに関する概要情報のみです」とのことです。
OpenAIが変わらないと説明している点
広告にはラベルが付き、AIモデルの回答とは視覚的に区別して表示されます。多くの人がまず気になるであろう点について、OpenAIは次のように述べています。「広告がChatGPTの回答内容に影響を与えることはありません」。ユーザーの会話内容や個人情報が広告主に渡されることもなく、広告主はチャット内容やチャット履歴、メモリ、個人情報には一切アクセスできません。
プライバシーポリシーは、広告の仕組みとユーザーが利用できる管理機能について明記する形に更新される予定です。パーソナライズ設定の確認画面がアカウントに表示されるまでは、画面上の話題内容が広告選定の基準となります。
翻訳元: https://www.helpnetsecurity.com/2026/08/31/chatgpt-ads-privacy-policy/