Googleは木曜日、悪用中のゼロデイ脆弱性を含む12件の脆弱性を修正する最新のChrome 152セキュリティアップデートをリリースしました。
CVE-2026-85046として追跡されているこの深刻度「高」のバグは、ChromeのV8 JavaScript・WebAssemblyエンジンにおけるタイプコンフュージョン(型の混同)の問題とされています。報告者はSalvatore Gulizia氏で、1,000ドルのバグ報奨金を受け取りました。
「Googleは、CVE-2026-85046を悪用するエクスプロイトが実際に存在することを把握しています」と、同社のアドバイザリには記載されています。
同社はこのセキュリティ上の欠陥について詳細を明らかにしていませんが、V8エンジンにおけるタイプコンフュージョンの不具合は、細工されたHTMLページを介してリモートからの読み書き操作を可能にする形で悪用される可能性があります。
タイプコンフュージョンの脆弱性はメモリ破損バグの一種で、クラッシュやリモートコード実行、その他の悪意ある挙動につながるおそれがあります。
CVE-2026-85046は、2026年にパッチが適用されたChromeのゼロデイとしては6件目です。他の5件はCVE-2026-2441、CVE-2026-3909、CVE-2026-3910、CVE-2026-5281、そしてCVE-2026-11645です。
このセキュリティ上の欠陥は、Windows・macOS向けのChromeバージョン152.0.7977.82/.83、Linux向けのバージョン152.0.7977.82で修正されました。
今回のアップデートでは、境界外読み取り・書き込み、不完全なクリーンアップ、解放後使用(use-after-free)、競合状態、不適切なリソース公開、タイプコンフュージョンといった、他9件の深刻度「高」のバグにも対処しています。このうち3件は社外の研究者による報告です。
さらにGoogleは、深刻度「中」の不適切な入力検証および解放後使用の脆弱性2件も修正しました。
翻訳元: https://www.securityweek.com/google-patches-6th-chrome-zero-day-of-2026/