Exchange Onlineに障害、メール遅延と「Server busy」エラーが発生

Microsoftは、外部ドメインとの間で送受信されるメールに遅延を生じさせているExchange Onlineの障害の解決に取り組んでいます。

同社はこのインシデント(EX1467029として追跡)について、断続的な「Server busy」エラーの報告を調査し始めた米国東部夏時間午前2時19分に、初めて確認を認めました。

「この問題は、Exchange Onlineで外部ドメインとの間でメールメッセージの送受信を試みているユーザーに影響します。ユーザーは断続的に『Server busy』エラーに遭遇し、複数のメールボックスに影響が及ぶ可能性があります」と、BleepingComputerが確認したサービスアラートでMicrosoftは述べています。

「クライアントにもよりますが、本サービスはこの問題の影響を受けた以前のメール送信を定期的に再試行するはずです。最初の送信者が24時間から72時間後(クライアントやメールプロバイダーによって異なる場合があります)にNDR(配信不能通知)を受け取った場合は、新たにメールを送信し直す必要があります」としています。

Microsoftによると、こうした一連のメール問題は、影響を受けたアカウントの遅延をさらに悪化させるスパム対策機能によって増幅されている可能性があるとのことです。

同社は完全な解決に向けたスケジュールを示しておらず、根本原因を特定するための調査を継続中であり、本日中にさらなる詳細を提供するとしています。

「初期調査により、スパム対策機能が一部のユーザーへの影響の一因となっている事例が確認されています」と同社は付け加えています。「根本的な原因をより深く理解し、最も効果的な緩和策を見極めるため、引き続き挙動の分析とサービステレメトリの確認を進めています」としています。

Microsoftは、今回進行中の障害がどの地域に影響しているか、あるいはどれほどの数のユーザーが影響を受けているかについてはまだ明らかにしていませんが、通常は目に見えるユーザー影響を伴う「インシデント」としてこれをフラグ付けしています。

4月にもMicrosoftは、Outlook on the Web、Outlookデスクトップ、Exchange ActiveSync、その他のExchange Online接続プロトコル経由でのメールボックスやカレンダーへのアクセスを妨げたExchange Onlineの障害を解決したほか、Outlookモバイル版およびmacOS版のユーザーに数週間にわたって断続的な影響を及ぼしたExchange Onlineメールボックスアクセスの問題も解決しています。

さらに直近では6月に、北米、アジア太平洋(APAC)、欧州の顧客のメールフローに影響を与えた同様のサービス障害への対応を行っています。

また今週に入ってからも、木曜日にはMicrosoft 365の顧客に認証の問題、接続障害、サービス遅延・障害などを引き起こした大規模な障害を緩和したばかりでした。

更新 9月04日 10:26(米国東部夏時間): Microsoftは、EX1467029の問題は新規メールについては解決済みであるとしています。

「テレメトリによると、本サービスは新規メールについては想定どおりに機能しており、これは問題が発生しなくなったことを確認している各組織の状況とも一致しています」とMicrosoftは述べています。「問題が完全に解決したことを確認するため、引き続きメールキューの監視と最終検証を行っています」としています。

翻訳元: https://www.bleepingcomputer.com/news/microsoft/exchange-online-outage-causes-email-delays-server-busy-errors/

本記事は bleepingcomputer.com の記事を翻訳・要約したものです。