Googleは、実際に悪用された痕跡のあるゼロデイ脆弱性CVE-2026-87491を含む、Chromeの230件の脆弱性を修正しました。

「CVE-2026-87491を悪用するエクスプロイトが実際に存在することをGoogleは把握しています」と、同社は火曜日に公開したセキュリティ勧告で述べています。
この修正はWindowsおよびmacOS向けのChrome 153.0.8010.36および.37、Linux向けのChrome 153.0.8010.36で提供されています。
CVE-2026-87491について
Medium(中)の深刻度に格付けされているCVE-2026-87491は、ChromeのJavaScriptおよびWebAssemblyエンジンであるV8に存在するバッファオーバーフロー(境界外書き込み)の脆弱性で、「細工されたHTMLページを介して、リモートの攻撃者がサンドボックス内で任意のコードを実行する」ことを可能にします。
この脆弱性は、ソウル大学Compsec Labの Jihyeon Jeong氏が2026年8月6日に報告し、2,500ドルのバグ報奨金を獲得しています。
Googleは通例どおり、修正が行き渡るまでの間、この脆弱性の詳細や実際の悪用状況についてそれ以上の情報を明らかにしていません。
「バグの詳細やリンクへのアクセスは、大多数のユーザーに修正が行き渡るまで制限される場合があります。また、そのバグが他のプロジェクトも同様に依存するサードパーティ製ライブラリに存在し、まだ修正されていない場合も、制限を維持します」と同社は述べています。
CVE-2026-87491は、Googleが2026年に修正した、実際に悪用されたChromeのゼロデイ脆弱性としては7件目となります。今年これまでに判明したものとしては、2月のCVE-2026-2441、3月のCVE-2026-3909およびCVE-2026-3910、4月のCVE-2026-5281、6月のCVE-2026-11645、そして先週のCVE-2026-85046が挙げられます。
翻訳元: https://www.helpnetsecurity.com/2026/09/09/google-chrome-cve-2026-87491-zero-day-flaw/