ニュース
2025年10月21日2分
サイバー攻撃マルウェアランサムウェア
報道によると、ロシアのハッカーが英国軍の機密文書をリークしたとされています。これにより、機密データがダークウェブに流出した模様です。

Pilotsevas – shutterstock.com
英国の新聞デイリーメールの報道によると、ロシアのハッカーが数百件の機密軍事文書を盗み出すことに成功したという。その中には、英国空軍および英国海軍の8つの基地に関する情報も含まれている。
タブロイド紙が「壊滅的」と表現したこのセキュリティインシデントは、国防省が委託した保守・建設業者であるDodd Groupへのサイバー攻撃が原因とされている。このいわゆるゲートウェイ攻撃によって、犯人は軍のセキュリティ対策を回避することができた。
業者がランサムウェア攻撃を認める
Dodd Groupの広報担当者は、ニュースチャンネルBBCに対し、ランサムウェアによるインシデントが発生し、第三者が一時的に社内システムの一部に不正アクセスしたことを認めた。「直ちに対応措置を講じ、事態の収束とシステムの保護に努めた」とし、それ以上の詳細は明かさなかった。
犯人が軍事基地のデータを取得
国防省は現在、この事件を調査している。同省は、ロシアのハッカーグループ「Lynx」が攻撃の背後にいるとみている。新聞報道によれば、流出した文書には複数の機密軍事拠点に関する情報が含まれており、その中には米空軍のF-35ステルス戦闘機が配備され、核兵器も保管されているとされるサフォーク州のRAFレイケンヒースも含まれている。
他に被害を受けた拠点には、秘密のNATOレーダー基地であるRAFポートリースや、英国ナショナルドローンハブがあるRAFプレダナックなどがある。拠点情報のほか、契約業者の名前、ナンバープレート、携帯番号、国防省職員の個人情報などもダークウェブで公開されたとされる。ファイルの中には「Controlled」や「Official Sensitive」といった分類が付けられているものもある。
英国で相次ぐサイバー攻撃
今回の事件は、英国で相次ぐ大規模なハッキング事件の一つである。国家サイバーセキュリティセンターによると、2025年9月までに英国で記録された深刻なサイバー攻撃は204件に上り、過去最多となっている。
例えば、英国の自動車メーカー、ジャガー・ランドローバーへの攻撃も含まれる。同社は先月、この影響で数週間にわたり業務停止を余儀なくされた。
翻訳元: https://www.csoonline.com/article/4076211/britisches-militar-von-cyberattacke-getroffen.html