ランサムウェア対応の意思決定ツリーは、電話が鳴る前に作っておく

Help Net Securityの本ビデオでは、Arctic Wolfでインシデントレスポンス担当VPを務めるKerri Shafer-Page氏が、ランサムウェア対応の意思決定ツリーについて解説しています。同氏は事前に決めておくべき4つの領域を挙げており、まずは封じ込めから説明します。

システムをネットワークから切り離すことが顧客データ、製造ライン、あるいはウェブサイトにどのような影響を及ぼすのか、それを判断できるだけネットワークを熟知した人物が必要です。次に問題になるのが恐喝要求への対応です。交渉権限を持つのは誰か、そして上限額はいくらに設定するのか、あらかじめ決めておく必要があります。

Shafer-Page氏は支払いを一つのビジネス上の意思決定と捉えており、要求額が保険の自己負担額や更新後の高い保険料よりも安く済む場合があると指摘します。また、法執行機関が脅威アクターの情報を把握していて制裁リスクの回避に役立つ可能性があるため、法執行機関との連携もプレイブックに組み込むべきだと同氏は主張します。

コミュニケーションも重要な要素です。情報開示の期限に関するサイバー法務顧問との調整から、広報担当者の選定、対応準備の整ったヘルプデスクの確保まで含まれます。同氏のアドバイスは、こうした意思決定は祝日の週末の午前2時ではなく、火曜日の午後に決めておくべきだというものです。

翻訳元: https://www.helpnetsecurity.com/2026/09/11/ransomware-decision-tree-video/

本記事は helpnetsecurity.com の記事を翻訳・要約したものです。