Akuityは、Agentic Control PlaneとMCP Serverを発表しました。AkuityのAgentic Control Planeは、AIエージェントがソフトウェア配信を加速できるよう、行動に必要な運用コンテキストと権限を付与します。これらはすべて、Akuityがパイプライン全体ですでに適用している統制の下で管理されます。この統制こそが、エンジニアリング部門の経営層に対し、エージェントが実際に何に触れられるかを本当の意味で管理しながら本番環境への進出を許可する自信を与えるものです。

エージェンティックなエンジニアリングの普及により、各チームはかつてないほど多くのコードを書くようになっていますが、それを安全に出荷することがボトルネックになっています。エージェントは、正式に承認されているかどうかにかかわらず本番環境内で動作していますが、実際に意味のある成果を上げるために必要なデータへのアクセスは限られていることが多いのが実情です。また、多くのエージェントはオープンソースのMCPサーバー経由で接続しますが、こうしたサーバーはID継承もポリシー層もエージェント対応の監査証跡も持たないまま生のアクセス権を付与するため、新しい接続が増えるたびに攻撃対象領域が拡大してしまいます。
MLBのプリンシパルDevOpsエンジニアであるMichael Goodness氏は、次のように述べています。「Akuityの Agentic Control Planeを有効化してから数時間のうちに、100件を超える劣化したアプリケーションを特定し、10分足らずで、あるプロジェクトが体系的な問題の発生源であることを突き止めました。根本原因まで遡り、修正案も用意されていたのです。まさに私たちが求めていたワークフローそのものです。問題を特定し、それが体系的なものかどうかを教え、修正案を手渡してくれる。これはすでにチームに価値をもたらしており、さらに導入を拡大していきたいと考えています」
Akuityの CEOであるHong Wang氏は、次のように述べています。「AIエージェントはすでにコードを書く段階を超え、インフラの変更が本番環境に配信・昇格される過程そのものを動かす存在になっています。私たちがそのためのガードレールを整えていようがいまいが、それは変わりません。この次のフェーズで勝つのは、最も早くAIを導入したチームではなく、エージェントに安全で信頼できる作業の道筋を与えたチームです。Akuityの Agentic Control Planeは、まさにそのために存在しています」
Akuityの Agentic Control Planeは、ガードレールを後付けした個別ソリューションや、アクセスを仲介するだけの汎用AIゲートウェイとは一線を画します。ソフトウェア配信パイプラインそのものを運用し、他のソリューションではアクセスできないデプロイ履歴、クラスターの健全性、変更の系譜(リネージ)を捕捉します。この運用データこそが、エージェントを単なるコード作成者から実際の出荷者へと進化させる鍵となります。
Akuity MCP Serverにより、自社開発かClaude、Codex、Cursorといったサードパーティかを問わず、AIエージェントはAkuity Platformにアクセスできるようになります。クラスターの健全性から、各デプロイの背後にある正確なコミットに至るまでが対象です。エージェントが行うすべてのリクエストはAgentic Control Planeを経由し、そのエージェントを接続した特定のユーザーとして認証されます。
Akuityの Agentic Control Planeの主な特長は以下のとおりです。
- アプリケーションデータだけでなく完全な運用コンテキストを提供。個別ソリューションや汎用AIゲートウェイは、デプロイパイプラインの可視性はエージェントに与えますが、それより下の層は見せません。Akuityのコンテキストは、稼働基盤のインフラ、クラスターの健全性、フリート全体にわたる変更の系譜にまで及ぶため、エージェントは直近リリースだけでなく実際のインシデントのトラブルシューティングも行えます。
- エンジニアリング部門の経営層が信頼できるガードレール。エージェントのすべての操作は、同一のID、権限、監査証跡のもとで実行されます。ポリシー層により、たとえ元のユーザーがアクセス権を持っていても、チームがエージェントに委任したくない機密性の高い本番操作を含め、エージェントが触れられる範囲を制限します。
- 接続は一つ、新たな負債はゼロ。単一の接続で一度認証すれば、そのユーザーが既に持つ権限が管理下のすべてのインスタンスとクラスターに引き継がれます。個別の認証情報を発行・ローテーションする必要はなく、セキュリティ担当者が気にかける新たなエンドポイントも生まれません。
- オーバーヘッドなしの可視性獲得。ユーザーは各クラスターを個別に確認する代わりに、一つの質問を投げるだけで全クラスターにまたがる回答を得られます。
- 数週間ではなく数時間で新サービスを立ち上げ。ユーザーは空のリポジトリから出発し、エージェントに新サービス向けの配信体制一式(環境構成、昇格ルールなど)の構築を依頼して、同日午後には出荷できます。
- チャットを離れずにリリースを昇格。ユーザーはエージェントに、あるリリースの昇格履歴と昇格可否を確認させたうえで、次の環境への昇格を依頼できます。既存の承認ルールは、人間が要求した場合でもエージェントが要求した場合でも変わらず適用されます。
- エージェント同士によるトラブルシューティング。ユーザーは不調なインスタンスのトラブルシューティングをエージェントに依頼できます。エージェントはAkuityのOn-Call Agentに直接接続し、ログや直近の変更を取り込んで問題を診断し、修正案を提示します。
翻訳元: https://www.helpnetsecurity.com/2026/09/15/akuity-agentic-control-plane/