- Cloudflareによると、2025年の世界のトラフィックは19%増加し、FacebookとGoogleがトップを占めた
- しかしボットが大きな割合を占め、平均で人間のトラフィックを7%上回った
- GooglebotはHTMLリクエストの4.5%を占めた
2025年の世界のインターネットトラフィックは19%増加し、GoogleとFacebookは、世界で最も人気のあるインターネットサイト2つとしての地位を、4年連続で改めて確固たるものにした。
Cloudflareの「2025年 インターネットのトップトレンド」レポートは、トラフィックのパターン、インターネットのトレンド、セキュリティに関する洞察を取り上げており、2025年8月頃にトラフィックが急増し始めたという大きな変化を特定した。
最も訪問されたAIサービスは(おそらく驚くことではないが)OpenAIで、Anthropic、Perplexity、Geminiを上回った。一方、Grok/xAIは9位に落ち込み、Character[.]AI、Windsurf AI、QuilBotの後塵を拝した。
ボットトラフィック
今年、AIボットはHTMLリクエストの平均4.2%を占めたが、Googlebotだけで4.5%を占めており、同社のモデルを訓練するためのコンテンツを求めてウェブを巡回している。
これはコンテンツ制作者やサイト運営者の双方に懸念を生む。というのも、トラフィックの増加が「エンドユーザーが参照元のウェブサイトへ戻ってくることにはつながらない」ためであり、その結果、サイト運営者は正当な人間のトラフィックを積極的に取りこぼしてしまう。
非AIボットも深刻な懸念事項だ。2025年にはHTMLページへのリクエストの半分を生成し、人間が生成したトラフィックを7%上回ったうえ、年内のある時期には最大で25%多い水準にまで増加した。
Cloudflareは自社ネットワーク上で世界のトラフィックの6%を緩和(mitigate)し、そのうち3.3%はDDoS攻撃として緩和された。また、30カ国以上からのトラフィックの10%超に対して一般的な緩和策が適用された。これはサイバーセキュリティにおける傾向を示しており、AI主導の脅威が今やあらゆる角度から企業を襲っている。
「インターネットはただ変化しているのではなく、根本から再配線されつつあります。AIから、より創造的で高度な脅威アクターまで、毎日が違うのです」と、CloudflareのCEO兼共同創業者であるマシュー・プリンス氏は述べた。
「今年はいくつものインターネットの節目を祝う一方で、『規模』の意味を塗り替える攻撃も遮断し、オンラインコンテンツ制作という従来のビジネスモデルが厳しい課題に直面する様子も目の当たりにしました。」