エルシーシ大統領、スエズ運河の開発状況と海事イニシアチブを確認
スエズ運河庁幹部との会合
本日、アブデル・ファッターフ・エルシーシ大統領は、スエズ運河庁長官のオサマ・ラビー提督と会談し、運河内の航行交通に関する最新の状況について協議した。この会合は、世界で最も重要な海上回廊の一つである同運河の運用効率を高めるという政府のコミットメントを示すものである。
航行交通の改善
大統領報道官のモハメド・エルシェンナウィ大使によれば、ラビー提督はエルシーシ大統領に対し、スエズ運河の航行交通が回復の兆しを見せており、特に2025年後半にその傾向が顕著であると報告した。提督は、この水路が直面してきたさまざまな課題による悪影響を緩和するための取り組みを強調し、大型コンテナ船の通航が目に見えて増加していることを挙げた。この傾向は、紅海地域における安定への段階的な回帰を示し、海運業界における信頼の回復を浮き彫りにしている。
ラビーは、スエズ運河の将来収入について楽観的な見通しを示した。海運各社が年末までに通常運航へ戻る見込みであることから、2026年にはさらに良好な実績になると予測した。この回復は運河にとってのみならず、より広範な海事経済にとっても不可欠であり、世界貿易における重要な担い手としてのスエズ運河の意義を強調している。
南紅海造船所の開発
航行問題に加え、エルシーシ大統領は南紅海造船所の進捗も確認した。この取り組みは、民間部門の関係者との連携を強化しつつ、国内海事産業の発展を促すことを目的とした戦略計画の一環である。ラビー提督は、造船所内のインフラ整備における最近の成果として、遠洋漁船の建造や各種タグボートの生産などを共有した。
最近の船舶建造プロジェクト
ラビー提督は、スエズ運河庁が遠洋漁船12隻の建造に成功し、計画されている「アズム級」タグボート10隻のうち6隻を完成させたと説明した。各船は90トンのボラードプルという強力な曳航力を備えている。さらに、80トンのボラードプルを持つタグボート10隻も、同庁の造船所で完成した。こうした進展は、スエズ運河の運用能力を高めるだけでなく、エジプト全体の海事能力の向上にも寄与する。
同庁船隊の将来計画
説明の中でラビー提督は、河川バス10隻の建造が進行中であること、また運用効率を強化することを目的として浚渫船隊を更新する計画についても言及した。エルシーシ大統領は、エジプトの港湾が必要とするタグボートやその他の海事船舶の需要を、同庁の自前の船隊によって満たすことが極めて重要であると強調した。さらに、エジプトの漁船船隊の近代化の重要性も指摘した。
国際基準への継続的なコミットメント
大統領は、スエズ運河とそのインフラの高度化に焦点を当てた進行中の戦略を完遂するよう指示を改めて確認した。世界の航行と貿易における運河の比類ない地位を踏まえ、エルシーシ大統領は、国際舞台でその効率性と能力を維持するために継続的な改善が必要であると強調した。
この積極的なアプローチは、海事運用の強化を目指すだけでなく、エジプトを世界の海事分野における競争力あるプレーヤーとして位置づけることも狙いとしている。国際海運ルートの要衝として、スエズ運河は世界各地の経済を結び付ける上で引き続き重要である。
翻訳元: https://cyberwarriorsmiddleeast.com/president-el-sisi-engages-with-suez-canal-authority-chairman/