- シスコ、Cloud Control AIディフェンススイートを発表
- 企業にボット軍団の導入を推奨
- マーケットプレイスにCodexなどのコーディングツールを統合
シスコは、悪意ある攻撃者がいずれMythosをサイバー攻撃に利用し始めるのは時間の問題だとして、企業がその時に備えることを促しています。ここでいう「備え」とは、自前のボット軍団を持つこと、できればシスコが提供するソリューションを導入することを意味します。
今週初め、このネットワーク機器大手は「Cisco Cloud Control」と呼ばれる新しいツールスイートを発表しました。このツールを活用することで、企業はシステムを監視し、あらゆる悪用の試みをブロックするAIエージェントの軍団を独自に構築できるようになります。
「もはや人間のスケールで物事を処理することはできません」と、シスコのAIソフトウェア&プラットフォーム担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのDJ・サンパス氏はロイターに語りました。「運用の観点から、マシンスケールでの対応が不可欠です」
Mythosへの備え
シスコは、企業がこれらのボットを構築するためにAIコーディングツールを活用したいと考えるとして、OpenAIのCodexをはじめとするさまざまなソリューションを選択できるマーケットプレイスを展開しています。Codexはすでにこのプラットフォームに直接組み込まれており、他のツールも今後追加される見込みです。
このスイートは現在北米で提供されており、サードパーティツール向けのマーケットプレイスは年後半にリリースされる予定です。シスコは販売額の一部を取得したい考えで、現在その仕組みの構築を進めています。ただし、取り分がどの程度になるかはまだ明らかにされていません。
「経済的な仕組みを整理しているところです」とサンパス氏は付け加えました。「私たちに有利な収益モデルになると考えていただいて結構です。これだけの機能を使えるようにするには、決して小さくないコストがかかるからです」
今年4月初旬、Anthropicはサイバーセキュリティに特化したAIモデル「Mythos Preview」を公開しました。このモデルは、現在も大企業が使用している完全にパッチ適用済みのシステムから、数十年前にさかのぼる脆弱性を発見できると報告されています。さらに、実際に動作するエクスプロイトまで作成できるとされており、Anthropicはそれを理由に一般公開を見送りました。
しかし、2か月以上にわたる非公開期間を経て、Mythosは数週間以内に公開される可能性が出てきました。