AI大統領令に関するCISAの指令、今週中に発表へ――アンダーセン長官代理が表明

サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)は、大統領が署名した人工知能(AI)に関する大統領令の実施に向けた具体的な行動を連邦機関に指示する指令を、今週末までに発表する予定です。CISAのニック・アンダーセン長官代理が水曜日、このことを明らかにしました。

アンダーセン長官代理はボルティモアで開催されたTechNet Cyberカンファレンスで講演し、この拘束力ある運用指令は「脆弱性の緩和と脆弱性管理」に重点を置くと述べました。

また、CISAは今後数日以内に、パートナー機関に対して「特定のAIアクセス機能」を展開していく予定だとも説明しました。

火曜日に公表された今回のAI大統領令は、当初の草案から大幅に縮小されたものです。初期案は政権内部での対立や、元AI・暗号資産担当官デービッド・サックス氏が示した懸念により撤回されていました。

今回の大統領令では、企業に対して公開の30日前にモデルを政府へ自主的に提出してテストを受けるよう求めています。当初は90日前の提出が求められていました。

一部のモデルが抱える潜在的リスクを考慮することは重要だとしつつも、アンダーセン長官代理はAIがサイバーセキュリティ防御をどう強化できるかという点にも言及しました。

「AIを優れた防御ツールとして実際にどう活用するか、そしてAIが攻撃面(アタックサーフェス)の露出をどのように削減するか——そこが重要な問いです」とアンダーセン長官代理は語りました。

大統領令が構想する「サイバー情報集約センター(cyber clearinghouse)」の立ち上げにおいても、CISAが中心的な役割を担う見通しです。また、CISAはモデルの審査も行う予定だとしています。

アンダーセン長官代理はさらに、増大し続ける脅威環境に対処するため、政府としてすべき取り組みは山積していると指摘しました。

「私たちが取り組まなければならないより大きな問題は、ITインフラに関して先送りを続けてきたことです」と同氏は述べました。「サポート終了・限定サービス状態のデバイスが今も環境内で稼働しています……敵対勢力は私たちの内部に手を伸ばし、直接影響を及ぼせる状況にあります。」

翻訳元: https://therecord.media/cisa-directive-for-ai-exec-order-release

ソース: therecord.media