Rubrik、サイバー攻撃後のクラウドアプリケーション再構築を実現する「Autonomous Business Recovery」を発表

Rubrikは、クラウドアプリケーションをデータ・ネットワーク・ID・設定まで含めて復旧させるエージェント型のサイバーレジリエンスソリューション「Autonomous Business Recovery(ABR)for Cloud Applications」を発表しました。このソリューションの最終的な目標は、組織の「最小限の事業継続(Minimum Viable Business:MVB)」をマシンスピードで再構築することです。

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強力なAIモデルの登場により、脆弱性の発見から悪用までの時間が数カ月から数秒へと劇的に縮まっている今、サイバーレジリエンスへの事前対策の重要性はかつてないほど高まっています。

Rubrикの「Preemptive Recovery Engine(先制型回復エンジン)」を基盤とするABR for Cloud Applicationsは、平常時に復旧作業を済ませておくソリューションです。アプリケーションとその依存関係を自動で検出し、クリーンポイントを検証したうえで、復旧計画を事前に構築します。攻撃が発生した際には、すでに回復プロセスが動き出した状態にあります。

「データを復旧しても、ビジネスを復旧したことにはなりません。アプリケーションが稼働していなければ、リストアは失敗です」と、RubrikのChief Product OfficerであるAnneka Gupta氏は述べています。

「現代のクラウドアプリケーションは、コード・設定・シークレット・ID・依存関係が積み重なったスタックです。マシンスピードの攻撃が当たり前となった今、従来の”全か無か”の復旧手法はもはや通用しません。Autonomous Business Recovery for Cloud Applicationsは、事前に検証されたクリーンポイントから、最小限の事業継続に必要な要素を正しい順序で最優先に復旧させます。これこそが、サイバーインシデントを『壊滅的な事態』ではなく『一時的な障害』にとどめる方法です」とGupta氏は続けました。

Rubrik Zero Labsの調査によると、エージェント型の脅威が増加するなか、現在のRTO(目標復旧時間)を達成できるかどうかについて懸念を示したリーダーは88%に上りました。サイバーインシデント発生後、従来のバックアップツールは個々のリソースを復元するにとどまり、現代のアプリケーションを構成する複雑な依存関係には対応できません。

Rubrikの Preemptive Recovery Engineを基盤として構築されたABR for Cloud Applicationsは、アプリケーションスタック全体を自動的に検出し、イミュータブルな保護を提供するとともに、事前検証済みのクリーンポイントからシーケンシャルな再構築をオーケストレーションします。サイバーインシデント発生時には、コンピュート・データ・ネットワーク・IAM(Identity and Access Management)・設定へのアクセスを含む組織のMVBが完全に復旧されます。平常時に完全なリカバリの設定と検証を済ませておくことで、攻撃発生時には即座に復旧を開始できます。

ABR for Cloud Applicationsは、3つの主要なブレークスルーを提供します。

  • スタックの自動マッピング:ABR for Cloud Applicationsは、スタック内のすべてのリソースのインベントリを継続的に更新するグラフィカルな依存関係マップを提供します。環境が変化し新しいリソースが追加された場合も、チームは常に正確で最新の状況を把握できます。
  • すべてを一元的に保護:ABRにより、インフラとデータを包括した単一の統合インターフェースからアプリケーションスタック全体にバックアップポリシーを定義・適用できます。すべてのリソースが一貫したポリシーのもとでカバーされ、インシデント発生時に露わになるような抜け漏れが生じません。
  • 自動リカバリ:ABRは、RubrikのPreemptive Recovery Engineが検証したクリーンポイントを起点に、正しい順序でリストアをオーケストレーションします。ネットワーク層の復旧を皮切りに、コンピュート、そしてデータへと続き、手動スクリプトや人的介入は不要です。

クラウドアプリケーションインフラ復旧(CAIRS)

Gartnerは、2030年までに35%の組織がCAIRS(Cloud Application Infrastructure Recovery Solutions)ソリューションを活用してIaC(Infrastructure as Code)によるディザスタリカバリオーケストレーションを補完するようになると予測しています。これは2026年時点の5%未満から大幅に増加する見通しです(「Top Trends in Backup and Data Protection for 2026」、Michael Hoeck著、2026年3月12日)。CAIRSとして、Autonomous Business Recovery for Cloud Applicationsはアプリケーション環境全体を復旧するための包括的かつ先制型のソリューションを提供します。

翻訳元: https://www.helpnetsecurity.com/2026/06/10/rubrik-autonomous-business-recovery/

ソース: helpnetsecurity.com