セキュリティ
ジョン・エドワーズ氏、不適切なユーモアを含む言動に関する調査を受け「続投は不可能」と表明
英国の情報コミッショナー、ジョン・エドワーズ氏が辞任を発表しました。氏は、自身が不快感を与えたと認める言動をめぐる調査の結果、「続投は不可能な状況になった」と述べています。
エドワーズ氏は金曜日にLinkedInへ投稿した声明でこの決断を発表しました。これにより、英国のデータ保護監督機関を数カ月にわたって揺るがしてきた騒動は、突然の幕引きを迎えることになりました。エドワーズ氏は、情報コミッショナーおよび情報委員会議長の両職について、即日付けでイアン・マレー技術大臣に辞表を提出したと明かしました。
「今年2月以降、私は調査の対象となっていました」とエドワーズ氏は声明に記しています。「調査の進め方については納得していない部分もありますが、自分の立場が続けられないものになったことは認めます。」
さらに同氏は、自身の「判断が適切でなかった」場面があり、「不適切で不快感を与えた」ユーモアを試みたことがあったとも認めています。
「そのような理由から、辞任が適切と判断しました」と氏は続けています。「ICO(情報コミッショナー事務局)の重要な業務の妨げになることは望んでいません。」
この辞任は、情報コミッショナー事務局が「回答すべき案件がある」との独立した職場調査の結論を発表してから約1週間後のことです。調査の結果を受けて、ICOはエドワーズ氏の残る職務権限をすべて剥奪した上で、手続きを継続していました。
当時、ICOも科学・イノベーション・技術省(DSIT)も、疑惑の内容については一切明らかにしていませんでした。
この調査が公になったのは4月のことで、エドワーズ氏が「人事上の問題」に関する独立調査の実施中として、2月26日付けで自発的に職務から退いていたことをICOが認めました。
今回のエドワーズ氏の声明は、調査の発端となった経緯について若干の詳細を明らかにしています。氏は自身の言動の一部が不快感を与えたことは認めつつも、具体的な事案や調査の結論については触れていません。
ニュージーランドの元プライバシーコミッショナーであるエドワーズ氏は、声明の多くをAIガバナンス、オンライン安全、国際協力といった規制当局が直面する課題への言及に充てました。また、ICOのスタッフを称賛するとともに、自身の職業人生を導いてきた原則への変わらぬ信念を示しました。
注目すべき点として、エドワーズ氏はこの辞任投稿へのコメントを無効にしており、プロフィールにはLinkedInの緑色の「求職中」バナーが表示されています。英国の元プライバシー規制当局トップでさえ、最終的にはLinkedInで自らをアピールする立場になり得ることを、改めて示す形となりました。
ICOとDSITの両者に対しては、依然として疑問が残っています。調査のきっかけとなった言動の内容、調査結果が公表されるかどうか、そして英国最高のプライバシー規制当局のトップが自ら辞任を決断するに至った経緯——これらのいずれについても、現時点で説明はなされていません。
DSTIの広報担当者はThe Registerに対して次のように述べました。
「ジョン・エドワーズ氏は、情報コミッショナーおよび情報委員会議長の職を即日付けで辞任しました。これは、同氏に対してなされた疑惑に関する独立調査の結果を受けてのことです。
「政府は、公職に就くすべての上級幹部に対し、最高水準の行動規範を求めています。エドワーズ氏は、自身の行動がその水準を下回るものであったことを認めています。」
ICOはコメント要求に対し、本稿執筆時点で回答していません。
現時点では、副コミッショナー兼最高経営責任者のポール・アーノルド氏がコミッショナーの法定業務を引き続き担当しており、政府は今後の対応策を検討しています。®