Linuxカーネル、4,300万行を突破

Linuxカーネルは、オープンソースプロジェクトとして想像を絶する規模にまで拡大しています。Linux 7.2向けの集中的なマージ期間を経て、ソースツリーの総行数が4,300万行を超えました。さらに、4,400万行の大台にも急速に近づいています。Phoronixの創設者であるMichael Larabel氏が、この目覚ましい成長を最近報告しました。

巨大なコードベースの分析

この拡大が記録されたのは、Linux 7.2のマージウィンドウ最終日のことです。待望のリリースを目前に控えたタイミングでした。分析にはclocユーティリティが使用されており、プロジェクト内のファイルを評価し、空白行・コメント行・実際のコード行をそれぞれ個別にカウントします。

ファイル統計の詳細

現在のLinux Gitツリーでは、108,158個のファイルが確認されました。そのうち空白行は5,211,184行、コメント行は5,033,878行となっています。そして最も注目すべき点として、実際に動作するコードは33,653,681行に達しています。その結果、リリース直前の時点でツリー全体の総行数は43,898,743行に達しました。

最近のカーネルバージョンとの比較

比較として、一つ前のLinux 7.1リリースの総行数は42,924,382行でした。当時、clocが検出した空白行は5,107,123行、コメント行は4,841,507行、純粋なコード行は32,975,752行となっています。前バージョンと比べると、今回のソースツリーはおよそ100万行の純増となりました。

コード削除を伴う成長

興味深いことに、この成長はi486アーキテクチャのサポート廃止や、時代遅れになったハードウェアドライバのコア削除と並行して達成されています。現在、カーネル内で最大のドライバセグメントを占めるのはAMDGPUおよびAMDKFDのコードブロックです。最新のAMDグラフィックスドライバが格納されているディレクトリは、現在およそ6,356,056行に上ります。Linux 7.1の時点では、同じディレクトリは6,167,219行でした。

カーネル開発の今後

これらの統計は、Linuxの開発が猛烈なペースで継続していることを明確に示しています。新機能、新しいドライバ、そして重要な改善の追加が、レガシーコードの削除を大きく上回っているのです。マージウィンドウが終了すると、最初のリリース候補(RC)が即座に公開される予定です。

翻訳元: https://meterpreter.org/linux-7-2-source-tree/

ソース: meterpreter.org