大手病院向けソフトウェアベンダーから顧客データが流出

今回の情報漏えいは、医療業界がサプライチェーン攻撃にいかに脆弱であるかを改めて示す事例です。

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ハッカーが大手医療業界向けソフトウェアサプライヤーに侵入し、大量のファイルを窃取したことが、同社が月曜日に発表したところにより明らかになりました。

企業の財務パフォーマンス追跡とガバナンス要件管理を支援するソフトウェアを手掛ける英国のソフトウェア企業Cranewareは、規制当局宛ての開示文書を公表し、「データ環境の一部への不正アクセスを伴うサイバーセキュリティインシデント」について説明しました。この中で、「従業員データ、および顧客・パートナー記録の一部」を含む「相当量」のファイルが窃取されたことも明らかにしています。

Cranewareは「現時点の評価では、関係するデータの大部分は機微性の低いもの、あるいはすでに公開されている規制関連データである」としていますが、社内IT担当者と外部のサイバーセキュリティ企業による調査は依然継続中であると付け加えています。

Cranewareは英国企業ですが、同社のウェブサイトでは自社製品を米国の医療機関向けに積極的に売り込んでおり、Microsoftや全米農村地域医療協会(National Rural Health Association)を含む複数の米国業界団体・テック企業を戦略的パートナーとして挙げています。

Cranewareのウェブサイトによると、同社の製品は2,000を超える医療機関と、約1万件のクリニックおよび小売薬局で利用されており、今回の情報漏えいは米国医療セクターに大きな波及的影響を及ぼしかねません。

医療分野で相次ぐサプライチェーン攻撃

Cranewareは、医療機器メーカー病院向けソフトウェアサプライヤーへの侵害が相次いでいる昨今、サイバー攻撃を公表した最新の医療機関向けベンダーとなりました。

先週、セキュリティ企業のFortified Health Securityは、サプライチェーンリスク管理が医療セクター最大の課題の一つであると指摘しました。同社の最新レポートによると、医療提供機関が2026年上半期に特定したサプライチェーンリスクの件数は、2025年上半期の6倍に上り、そのうち約3分の2が重大または高深刻度の脆弱性に関わるものでした。

翻訳元: https://www.cybersecuritydive.com/news/craneware-health-care-data-breach/825643/

ソース: cybersecuritydive.com