7AIは、2つの主要なプラットフォーム機能を発表しました。1つは、セキュリティチームが7AI内かどうかを問わず、データが存在する場所を問わずに照会・調査・対応できるようにする「7AI Federated SIEM」、もう1つは、企業やパートナーが7AIプラットフォーム上でエージェント型ワークフロー、スキル、AIネイティブなセキュリティサービスを定義できるようにする「7AI Build」です。
「過去1年間に話を伺った顧客の5社中3社が、同じことを口にします。SIEMにすべてを投入するのをやめたいというのです」と、7AIのCEOであるLior Div氏は述べています。「AIエージェントがデータが存在する場所でそのまま照会・調査・対応できるようになると、顧客はフェデレーテッド型のアプローチを求めるようになります。私たちのアプローチはあくまで中立的です。検出と保存を分離し、完全にフェデレーテッドな検出を可能にすることで、当社のデータレイクであれ、顧客が既に利用しているものであれ、あるいはその組み合わせであれ、データが保存されている場所からそのまま読み取り、対応できるようにしています」
「同じことがエージェントの動作の仕方にも当てはまります」とDiv氏は続けます。「汎用的なAIツールを使った調査では、あるアラートが単体で見て疑わしいかどうかをアナリストに伝えることはできます。しかし、そのアラートが顧客のユーザー、資産、ポリシー、アプリケーション、ワークフロー、過去の調査記録、組織固有の知見によってどのように変化するかは理解できません。7AIは顧客ごとの環境に対応するコンテキストグラフを構築し、フェデレーテッドなデータアクセス、エンタープライズインサイト、そして顧客が定義したスキルを結び付けることで、エージェントが組織の実際の運用方法に基づいて推論できるようにしています。7AI Buildを使えば、顧客やパートナーはそのコンテキストを直接拡張できるため、エージェントはベンダー側が用意した既定のワークフローではなく、顧客の実情に基づいて調査、検出の最適化、対応、ハンティングを行えるようになります」
この発表は、7AIが6月に発表したThreat Hunt、Threat Intel Hunt、Skillsに続くものです。これらの機能により、セキュリティチームはエージェントを能動的に指示し、脅威インテリジェンスを自律的なハンティングに変換し、自社の環境に基づいてエージェントに新たなスキルを教えることが可能になりました。エンタープライズ規模での運用開始から1年が経ち、7AIのエージェントはこれまでに900万件を超える調査を実施し、顧客のセキュリティチームに100万時間を超えるアナリストの労働時間を還元してきました。
7AI Federated SIEM:顧客ごとに定義できるSIEM変革
企業はそれぞれ、SIEMとの関係において異なる段階にあります。利用コストの上昇に伴い送信データを減らしたいと考える企業もあれば、SIEMを運用の中心に据え続けたいと考える企業もあり、さらにはSIEMからの移行を進める準備が整っている企業もあります。7AI Federated SIEMは、こうした企業がどの段階にあっても対応可能です。
7AIプラットフォームは、顧客が既に利用しているSIEM、データレイク、クラウドプラットフォームなど、セキュリティデータが実際に存在する場所に接続し、データがどこにあってもその上で7AIのエージェントを稼働させます。顧客自身または7AIのデータレイクにわたる完全にフェデレーテッドな検索と、ストレージから抽象化された検出機能により、各顧客は自社のペースで、データを重複させることなく、望む量だけデータを移行し、自社独自のSIEM変革を定義できます。
7AI Build:顧客とパートナーが拡張できるプラットフォーム
7AI Buildはプラットフォームを開放し、セキュリティチームやパートナーがエージェント型ワークフロー、カスタムスキル、そして完全なAIネイティブのセキュリティサービスを作成できるようにします。各チームは組織固有のコンテキストや暗黙知、独自の調査手法をコード化し、エージェントが調査、検出の最適化、対応、ハンティングをどのように行うかを規定するコンテキストグラフを拡張できます。パートナーは、AI機能をゼロから組み立てるのではなく、7AIの基盤の上に差別化されたサービスを構築できます。すべての拡張機能は、プラットフォームが備える透明性、制御機能、エンタープライズガバナンスを引き継ぎます。
7AI上でAIセキュリティを構築する3つの方法
この発表により、7AIプラットフォームはAIネイティブなセキュリティ運用のための3つのモデルに対応することになります。
- プラットフォームを利用する。企業はセキュリティ運用全体に7AIを直接導入し、アラートの調査、脅威ハンティング、検出の最適化、対応ワークフローの管理を行うとともに、アナリストにエージェント型セキュリティ業務を指示するための単一の窓口を提供します。
- 7AIの専門知識と共に運用する。PLAID ELITEを通じて、顧客は7AIの自律型エージェントと、プラットフォームの運用・調整・環境への最適化を支援する7AIのセキュリティ専門家を組み合わせて利用できます。
- 7AI上に構築する。7AI Buildを使えば、顧客やパートナーは独自のスキル、ワークフロー、サービス、セキュリティ製品を用いてプラットフォームを拡張し、7AIをAIネイティブなセキュリティ運用の基盤として活用できます。
「AIセキュリティプラットフォームは硬直的であってはなりません」と、7AIのCTOであるYonatan Striem-Amit氏は述べています。「企業はそれぞれ独自のツール、ポリシー、ワークフロー、リスク許容度、そして組織固有の知見を持っています。プラットフォームはそうしたコンテキストを理解し、顧客がその上に構築できるようにしなければなりません。これは従来の自動化とは根本的に異なるものです。7AIは、エージェントが推論し、行動し、コンテキストから学習し、そして環境を最も深く理解している人々によって拡張できる基盤を、各組織に提供します」