Microsoft Secure Bootに長年潜んでいた脆弱性

MicrosoftのSecure Bootには、その存在期間のほとんどを通じて深刻な脆弱性が存在していました。

Windows、そして後にLinuxデバイスをファームウェア感染から保護するためにMicrosoftが考案した業界標準規格が、14年の存在期間のうち13年もの間、たやすく回避できる状態にあったことが明らかになりました。この発見はセキュリティ企業ESETの研究者によるもので、少なくとも1つは2013年に遡る、欠陥があると分かっていながらMicrosoftによって署名され続けていた11個のファームウェアイメージを特定したことがきっかけです。

これらのイメージはshimと呼ばれるもので、Secure BootをLinuxデバイスやユーティリティソフトウェアにまで拡張するために考案されました。初心者ハッカーでも実行できるほど単純な手法を使えば、こうした古い、忘れられたshimを悪用して、デバイスのマザーボードのUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)に組み込まれた保護機構を完全に回避できてしまいます。この失態は、shimの署名を統括するMicrosoftが、脆弱性が発見された後も一般公開されているイメージを失効させてこなかったことが原因です。

翻訳元: https://www.schneier.com/blog/archives/2026/07/long-lived-vulnerability-in-microsoft-secure-boot.html

ソース: schneier.com