Google、Chrome 151で370件の脆弱性を修正

Googleは水曜日、Chrome 151を安定版チャンネルでリリースし、370件の脆弱性に対する修正を発表しました。

今回の更新では、Compositing、Views、Skia、Ozoneにおける4件のuse-after-free(解放済みメモリ使用)の問題を含む、深刻度「Critical」の脆弱性7件が解決されています。

Chrome 151では、DawnおよびANGLEにおける信頼できない入力の検証不備に関する深刻度「Critical」の脆弱性2件と、Updaterにおける深刻度「Critical」のレースコンディション1件も解決されています。

今回の更新で対処された深刻度「High」の欠陥71件のうち、10件以上がNavigation、V8、Loader、Views、Autofill、Input、DataTransfer、DOM、ANGLE、Audio、Updater、Mediaに影響するuse-after-free脆弱性です。

そのほか修正された深刻度「High」の脆弱性の種類としては、不適切な実装、ポリシー適用の不備、信頼できない入力の検証不備、未初期化状態での使用、整数オーバーフロー、境界外の読み取り/書き込み、型の取り違え、ポリシーバイパス、レースコンディション、オブジェクトのライフサイクルの問題、暗号関連の欠陥などが挙げられます。

今回のChromeの新しい更新では、深刻度「Medium」の脆弱性170件と、深刻度「Low」のセキュリティ上の欠陥122件も解決されています。

今回修正された脆弱性のうち30件は、Chromeがすべてのグラフィックス描画に使用しているオープンソースのWebGLバックエンドであるANGLE(Almost Native Graphics Layer Engine)に影響するものである点も注目に値します。

Googleによると、新たに修正されたセキュリティ上の欠陥のうち349件は自社で発見したもので、残る21件については外部の研究者による報告としてクレジットを表示しています。同社は報告者に対しバグ報奨金として合計58,500ドルを支払ったとしていますが、13件の脆弱性については支払われた金額をまだ公表していません。

今回の一連のセキュリティ修正により、Googleは年始以降Chromeにおいて1,800件を超える脆弱性を解決したことになります。

最新版のChromeは現在、WindowsおよびmacOS向けにはバージョン151.0.7922.71/.72として、Linux向けにはバージョン151.0.7922.71として展開が進められています。

翻訳元: https://www.securityweek.com/chrome-151-patches-370-vulnerabilities/

ソース: securityweek.com