Obsidian Securityは火曜日、シリーズDの資金調達ラウンドで8,500万ドルを調達し、企業評価額が11億ドルに達したと発表しました。
今回の調達により、同社のこれまでの累計調達額は2億ドルを超えました。今回のラウンドはCrescent Cove Advisorsが主導し、Greylock PartnersとMenlo Venturesも参加しています。Obsidianはこの資金を、エージェント型AIセキュリティ分野への事業拡大の加速に充てる方針です。
Obsidian Securityは、AIエージェントとSaaSアプリケーションを統制するためのプラットフォームを提供しています。Microsoft Copilot Studio、Salesforce Agentforce、n8n、AnthropicのClaude CodeやCowirkといったエージェントが、データウェアハウスや開発ツール、CRM、コラボレーションアプリなどのサードパーティ製エンタープライズシステム内で、何にアクセスし何を実行できるかを監視します。
同プラットフォームのランタイム統制レイヤーは、エージェントの稼働中に権限昇格や過剰なデータアクセス、ポリシー違反を検知・阻止するよう設計されており、OWASPに準拠したリスク基準に基づく実施ルールを、それらの操作が実行される前に適用します。
また、組織全体で接続されているMCPサーバーのインベントリを、それらを呼び出す特定のエージェントと紐付けて管理します。これにより、チームは許可されていないMCP接続を発見し、エージェントとバックエンド間の連携が及ぼしうる影響を把握できます。
今回の新たな事業拡大により、ObsidianはClaude CodeとCowirk向けのネイティブな統制機能を追加しました。これにより、セキュリティチームは本番データに関するエージェントの権限を制限したり、機密ファイルへのアクセスを管理したり、過度に広い範囲のアクセス権を調整したり、許可されていないMCPやツールの使用をブロックしたりできるようになります。
「AIエージェントはサードパーティ製アプリケーションに引き寄せられます。そこにデータがあり、そこで作業が行われるからです。そして、まさにそこにリスクも存在するのです」と、ObsidianのCEOであるHasan Imam氏は述べています。
「現在、そのトラフィックをリアルタイムで検査しポリシーを適用できるセキュリティチームは、わずか13%にすぎません。私たちは、エージェントがサードパーティ製アプリケーション内で何を行うかを統制することで、この数字を逆転させるプラットフォームになることを目指しています。それによって、企業は導入するすべてのエージェントから十分な投資対効果を得られるようになります。それこそが、私たちが目指す未来です」とImam氏は付け加えました。
翻訳元: https://www.securityweek.com/obsidian-security-raises-85-million-at-1-1-billion-valuation/