顔認識システムを混乱させるように設計された敵対的衣服(adversarial clothing)を製造している企業は数多く存在します。
面白いアイデアではありますが、その大半はセキュリティシアター(見せかけの安全対策)に過ぎないのではないかと私は懸念しています。
「私たちの柄はそうした混沌を利用し、アルゴリズムを混乱させて、あなたを特定するのをずっと難しくします」と彼は語りました。
しかしベル氏は次のようにも述べています。「これらの製品はどれもまだ十分に試験・検証されておらず、多くの監視技術は多少の妨害には対処できてしまいます……〔しかし〕たとえこのデザインが必ずしも完璧に機能しないとしても、ファッションは抵抗の可視的なしるしでもあるのです。
これは、消費者が一丸となって可視的な意思表示を行うということなのです」
本格的な検証が行われていない以上、この技術を信頼する理由はありません。そして仮に検証が行われたとしても、新しいバージョンの顔認識ソフトウェアが登場すれば、その反監視特性が無効化されてしまわないという保証もないのです。
この種の製品に人々が誤って過信してしまうことがないよう、私は願っています。
ソース: schneier.com