ATFがランサムウェア集団の犯行声明を受け、「重大な」サイバーセキュリティインシデントに対応

セキュリティ

米司法省が侵害事件を調査中

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米連邦法執行機関である爆発物・銃器取締局(ATF: Bureau of Alcohol, Tobacco, Firearms and Explosives)は、「重大な」サイバーセキュリティインシデントに対応していると発表しました。この発表は、ランサムウェア集団Qilinが自らのリークサイトにATFを標的として掲載した直後に行われたものです。

ATFの声明によると、今回の侵入は同局のエンタープライズネットワークとは別に運用されている独立したシステムに影響を及ぼしたとのことです。声明では「本インシデントがATFのエンタープライズネットワーク、ATFのeFormsシステム、その他のATFシステムに影響を及ぼしたことを示す形跡はない」としています。

米司法省(DOJ)傘下にあるATFは、DOJと「緊密に連携」しながら侵害の調査を進めているとし、インシデントを発見した際には「直ちに」影響を受けたIT環境への接続を遮断したと述べています。

声明では、今回のセキュリティ侵害はATFの業務運営には影響していないとしたうえで、司法省の上級当局者が連邦のガイドラインに基づき、この侵害を「重大インシデント」に指定したことを明らかにしています。

ATFがウェブサイトにセキュリティインシデントに関する通知を掲載する少し前、ロシアと関係が指摘されるQilinのランサムウェア犯罪者たちは、この銃器取締機関を自らのリークサイトに掲載していました。The Registerが確認し、SNS上でも拡散されているこの投稿では、Qilinが窃取したと主張するデータの内容や量については言及がなく、その主張を裏付けるサンプルも提示されていません。

ATFは我々の質問に対し、即座の回答を寄せていません。回答があり次第、この記事を更新する予定です。

Qilinといえば、英国の国民保健サービス(NHS)の業務に支障をもたらした2024年の病理検査サービス提供会社Synnovisへの攻撃の首謀者として知られる悪名高い集団です。Comparitechによると、Qilinは7月に最も活発な活動を見せたランサムウェア集団の一つでした。

サイバーセキュリティ製品のレビューやデータ分析を手がける同社は、先月799件のランサムウェアインシデントを確認しており、これは6月の668件から増加しています。このうちQilinが関与したと主張したのは125件でした。®

翻訳元: https://www.theregister.com/security/2026/08/27/atf-responds-to-major-cybersecurity-incident-after-ransomware-gangs-claims/5292990

本記事は theregister.com の記事を翻訳・要約したものです。