HPEがAOS-CXの深刻なRCE脆弱性にパッチを提供

ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は、Aruba NetworkingのArubaOS-CX(AOS-CX)プラットフォームに存在する34件のCVEに対するパッチを公開しました。この中には、深刻度が「緊急」に分類されるリモートコード実行(RCE)の欠陥も含まれています。

HPEのアドバイザリによると、AOS-CXバージョン10.18.1002、10.17.1030、10.16.1060、10.13.1190、10.10.1181において、150件を超える脆弱性が修正されました。これらの不具合の多くは、単一のCVEの下にまとめて追跡されています。

今回の更新では、CVE-2026-73749(CVSSスコア9.8)としてまとめて追跡されている、20件近くの問題が対処されています。

この緊急度の高いセキュリティ上の欠陥は、HPEのエンタープライズスイッチ向けデータベース中心型オペレーティングシステム内にある、名称非公開のサービスに送られる不正な形式の入力の処理が適切に行われていないことに起因します。

同社によると、認証を経ていない攻撃者がこれらのセキュリティ上の欠陥を悪用し、脆弱なサービスに細工したパケットを送信することで、昇格した権限でRCEを達成できるとしています。

今回の新しい更新プログラムでは、サービス拒否(DoS)、RCE、任意コマンドの実行、被害者のブラウザ上での任意のスクリプトコード実行、認証バイパス、権限昇格、情報漏えいにつながる可能性のある、深刻度「重要」の22件のCVEも解決されています。

残りの11件のCVEはすべて、アクセス制御のバイパス、情報漏えい、任意のファイル読み取り、DoS、権限昇格につながる深刻度「中」の欠陥です。

HPEによれば、これらの脆弱性の大半は同社のセキュリティチームが社内で発見したものであり、いずれについても悪用の事例は確認されていないとのことです。

同社は次のように述べています。「これらの脆弱性が攻撃者に悪用される可能性を最小限に抑えるため、HPE Networkingでは、CLIおよびWebベースの管理インターフェースを専用のレイヤー2セグメント/VLANに制限すること、および/または、レイヤー3以上でのファイアウォールポリシーによる制御と、ユーザーの活動やリソース使用状況を追跡・記録するためのアカウンティング制御を組み合わせて運用することを推奨します」

翻訳元: https://www.securityweek.com/hpe-patches-critical-rce-vulnerabilities-in-aos-cx/

本記事は securityweek.com の記事を翻訳・要約したものです。