ワシントンDC保健医療財政局(DHCF)は、個人情報が漏えいした可能性があるとして、約40万人に通知を行っています。
同局によると、影響を受けたのは2023年から2026年の間に登録したメディケイド(Medicaid)およびDCヘルスケア・アライアンスの受給者です。
今回の情報漏えいは、ハッキングによるものではありません。DHCFは7月、同局のウェブサイトに掲載していた2つのレポートに、権限のない第三者が閲覧できる状態の個人情報が隠れた形で含まれていたことを発見しました。
DHCFはインシデントに関する告知で、次のように説明しています。「これらのレポートは、登録者数などの統計を含め、集団に関する要約情報だけを表示する目的で作成されたもので、画面上に個人の詳細は表示されていませんでした」
「しかし、レポートの元になっていた個人情報には、2023年から2026年7月にかけて、権限のない利用者がアクセスできた可能性があります」
露出した情報には、メディケイドID、医療提供者名、生年月日、人種、性別、民族性、ウォード(区)が含まれます。社会保障番号、氏名、金融情報は漏えいしていません。
DHCFは、影響を受けた人々に送付した通知書で、次のように述べています。「アクセスされた可能性のある情報には社会保障番号や金融口座情報が含まれていないため、あなた、あなたのお子さま、またはご家族に関する情報が不正に利用される可能性は低いと考えられます」
同局は米保健福祉省(HHS)に対し、影響を受けたのは399,086人だと報告しました。HHSは先週末、DHCFを情報漏えいの公表ポータルに追加しています。
DHCFは「誰かがこれらの情報を閲覧した、あるいは不正に利用したと考える理由はありません」としつつも、影響を受けた可能性のある人々に対し、個人情報の盗用や詐欺の試みに引き続き警戒するよう呼びかけています。
同局は情報漏えいを発見した直後にウェブサイトからレポートを削除し、内部調査を開始するとともに、システムの内部点検を実施しました。
翻訳元: https://www.securityweek.com/dc-health-agency-exposes-400000-beneficiary-records/