アドバンテスト、ランサムウェア攻撃から数カ月後に情報漏えいを公表

日本の半導体テスト装置大手アドバンテスト(Advantest)は、2026年2月に公表したランサムウェア攻撃で、ハッカーが個人情報を盗み出したとして、対象者への通知を進めています。 

アドバンテストは、IntelやSamsungなどの半導体メーカー向けに自動テスト装置を製造しています。同社は2月、ハッカーがネットワークに侵入し、ランサムウェアを展開したと発表していました。 

当時、同社は機密情報が外部に持ち出されたかどうかをまだ調査している段階でした。

今回送付された情報漏えいの通知書によると、攻撃者は氏名、生年月日、連絡先、社会保障番号(SSN)、パスポート番号、運転免許証番号、医療情報、金融情報など、個人を特定できる情報(PII)を盗みました。

アドバンテストは「お客様のPIIが公開されたり、悪用されたりしたことを示す情報は確認していません」としたうえで、「ただし、今回のインシデントにより、なりすましや詐欺のリスクが高まっている可能性があります」と説明しています。

同社は情報漏えいの影響を受けた人数を明らかにしていません。ただ、カリフォルニア州司法長官事務所への届け出では、同州の住民500人以上が影響を受けたとされています。 

マサチューセッツ州とバーモント州の司法長官に提出された通知では、影響を受けた住民はそれぞれ14人と8人と記載されています。

アドバンテストへの攻撃について、犯行声明を出したランサムウェアグループは、現時点で確認されていません。 

翻訳元: https://www.securityweek.com/advantest-discloses-data-breach-months-after-ransomware-attack/

本記事は securityweek.com の記事を翻訳・要約したものです。