アムステルダムを拠点とする産業向けサイバーセキュリティ企業のIndurexは、Contrarian Venturesが主導するラウンドで700万ユーロ(約784万ドル)を調達しました。Axeleo CapitalとCuriosityも参加しています。
同社は、調達した資金を研究開発に充てるほか、欧州と中東で商用展開を拡大する方針です。その後、米国とアジア太平洋地域の市場にも進出するとしています。
Indurexは、重要インフラや産業オペレーションで使われるサイバーフィジカルシステム向けのセキュリティソフトウェアを開発しています。同社の「SafeGuard AI」プラットフォームは、分散制御システム、安全計装システム、プロセスヒストリアン、アラーム管理システム、ITセキュリティツールのデータを分析する設計です。同社によると、これらの情報をもとに、オペレーターの注意が必要となりうる異常や、エンジニアリング構成・保護設定・安全機能の変更を特定します。
このアプローチは、従来のOTセキュリティツールに対するIndurexの問題意識を反映しています。従来のツールは、ネットワークに接続された資産やその通信に重点を置くことが多いためです。同社は、エンジニアリング、プロセス、安全性、サイバーセキュリティの各データを統合することで、オペレーターが運用する物理システムの文脈でセキュリティアラートを評価できるようにすることを目指しています。
Indurexは2026年1月にステルス状態から脱しました。創業者は、CEOを務めるJalal Bouhdada氏と、COOを務めるMaarten Oosterink氏です。
Bouhdada氏は以前、産業向けサイバーセキュリティ企業のApplied Riskを創業しています。同社は2021年に、保証・リスク管理企業のDNVに買収されました。
Indurexによると、初期の顧客にはエネルギー企業や製造業の事業者が含まれ、規模は中堅企業から多国籍企業まで幅広いということです。同社は、公益事業者やデータセンター事業者も顧客として開拓する考えです。
翻訳元: https://www.securityweek.com/indurex-raises-8-million-to-expand-industrial-cybersecurity-platform/