オランダ当局は、新しいタイプの銀行ヘルプデスク詐欺を行い、40万ドル超の被害を出したとして2人を逮捕しました。
容疑者らは、被害者になり得る人々に電話をかけ、AIで生成した音声を流していました。音声は、受け手の銀行口座で不審な動きがあったと告げる内容です。
この録音音声は、さまざまな銀行や企業、状況を装っていました。不審な動きに心当たりがない場合は「1」を押すよう求め、そのまま保留にします。
その後、銀行員を名乗る容疑者が電話を引き継ぎます。デビットカードが停止されたと偽り、アプリをダウンロードして、カードをスマートフォンにかざしてスキャンするよう指示していました。
これにより、アプリはカードのNFCチップから、非接触決済に対応するデータを抜き取りました。情報は、同じアプリを用意してATMで待機していた共犯者に送られ、共犯者が被害者の口座から現金を引き出していました。
オランダ警察によると、容疑者らはこの手口で、あらゆる年齢層の被害者170人の銀行口座から38万ユーロ超(約42万5,600ドル)を奪っていました。
逮捕されたのは、ファーセン在住の23歳の容疑者と、エーデ在住の25歳の男の2人で、逮捕日は10月6日です。23歳の容疑者は、この手口の基盤となるインフラを構築し、攻撃を主導したとみられています。25歳の男は調整役を務めていました。
捜査当局は、詐欺グループのサーバーをオフラインにして押収しました。携帯電話やノートパソコンも押収しています。2人は現在も、捜査が終わるまで勾留されています。
翻訳元: https://www.securityweek.com/dutch-police-arrest-two-over-nfc-relay-attacks-that-drained-400000/