The Conference Boardの報告書によると、企業はAIの導入拡大に伴い、評判リスクやサイバーリスクへの懸念を示しています。
S&P 500に上場する公開企業の10社中7社以上が、人工知能の利用を重要なリスクとして公開開示で明記していると、金曜日に発表された報告書(The Conference Board発表)で明らかになりました。
この数字は2023年のわずか12%から大幅に増加しており、大手企業におけるAI活用の急速な進展を反映しています。
「これは、AIがニッチな話題から組織内に広く導入・定着したことを如実に示しています」と、The Conference Boardガバナンス&サステナビリティセンターの主任研究員アンドリュー・ジョーンズ氏はCybersecurity Diveへのメールで述べています。
ジョーンズ氏によれば、AIは大手企業において実験段階を超え、製品設計、物流、信用モデル、顧客対応などの主要なビジネスシステムに組み込まれています。
報告書では、企業の取締役会や経営幹部がAI導入に関連するさまざまなリスク要因に対応していることが示されています。
報告書によると、最も多く開示されているのは評判リスクで、38%に上ります。これは、サービスの障害や消費者プライバシーの不適切な取り扱い、顧客向けツールの機能不全などによってブランドへの信頼を失う潜在的な影響を反映しています。
サイバーセキュリティリスクについては、20%の企業が言及しています。AIの導入により攻撃対象領域が拡大し、企業はサードパーティ製アプリケーションからのリスクにもさらされています。
法的および規制上のリスクも大きな課題となっており、州および連邦政府は、企業のイノベーションを支援しつつ、一般市民を守るためのセキュリティガードレールの整備を急いでいます。
企業におけるAI導入は急速に進化していますが、経営陣はその利用を管理するためのガバナンス体制の整備に依然として苦慮しています。
PwCの「2025年版 年次取締役調査」によると、AIを監督責任に正式に組み込んでいる取締役会はわずか35%にとどまっており、企業がより厳格なガードレールの整備に取り組んでいることを示しています。
「取締役は、AIが戦略的な機会と受託者責任リスクの両方をもたらすことを認識しており、多くの取締役が定期的な教育、明確な監督体制、責任ある利用の枠組みを通じてガバナンスを強化する方法を検討し始めています」と、PwCガバナンス・インサイト・センターのリーダー、レイ・ガルシア氏はCybersecurity Diveに語っています。
翻訳元: https://www.cybersecuritydive.com/news/public-disclosures-ai-risk-surge-companies/802236/