Google、Chrome 151で370件の脆弱性に対するパッチを公開

Googleのセキュリティチームは、同社ブラウザに影響する370件の脆弱性に対するセキュリティパッチを公開しました。このうち7件は緊急度が「重大」に分類されています。

このパッチは7月29日、Windows、Mac(151.0.7922.71/.72)、Linux(151.0.7922.71)向けのバージョン151へのChromeアップデートの一環として発表されました。

7件の重大な脆弱性の中には、Compositing、Views、Skia、Ozoneなど複数のコンポーネントに関する「解放後使用(use after free)」の問題が含まれています。

その他にも、DawnおよびAlmost Native Graphics Layer Engine(ANGLE)における信頼できない入力の検証不足に関する脆弱性が確認されています。ANGLEは、OpenGL ESのグラフィックスコードをVulkan、DirectX、Metalなど他の形式に変換するオープンソースツールで、専用ドライバを必要とせずに、さまざまなコンピューターやスマートフォン上でプログラムやWebブラウザが3Dグラフィックスをスムーズに動作させられるようにするものです。さらに、Updaterにおける競合状態(レースコンディション)の脆弱性も報告されています。

これらの重大な脆弱性は、Googleのセキュリティチームによって2026年5月18日から6月14日にかけて報告されたものです。

それぞれのCVE番号で識別される重大な脆弱性は、以下の通りです。

  • CVE-2026-17650: Compositingにおける解放後使用(2026年5月18日報告)
  • CVE-2026-17651: Dawnにおける信頼できない入力の検証不足(2026年5月28日報告)
  • CVE-2026-17652: Viewsにおける解放後使用(2026年6月2日報告)
  • CVE-2026-17653: Skiaにおける解放後使用(2026年6月5日報告)
  • CVE-2026-17654: Updaterにおける競合状態(2026年6月10日報告)
  • CVE-2026-17655: ANGLEにおける信頼できない入力の検証不足(2026年6月11日報告)
  • CVE-2026-17656: Ozoneにおける解放後使用(2026年6月14日報告)

今回のアップデートには、深刻度「高」が71件、「中」が170件、「低」が122件のセキュリティ問題への対応も含まれています。

セキュリティ研究者たちは、同社のバグ報奨金プログラムを通じてこれらの欠陥を発見し、合計58,500ドルの報奨金を受け取りました。ただし、13件のバグについては報奨金の詳細がまだ公表されていません。

Googleは今回のアップデートの中で、「開発サイクル中に私たちと協力し、セキュリティ上のバグが安定版チャンネルに到達するのを未然に防いでくれたすべてのセキュリティ研究者にも感謝いたします」と述べています。

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翻訳元: https://www.infosecurity-magazine.com/news/google-patches-370-vulnerabilities/

ソース: infosecurity-magazine.com