オラクルは火曜日、2026年8月のCritical Security Patch Update(CSPU)の一環として、943件の新規セキュリティパッチをリリースしたと発表しました。これは同社にとって3回目の月次セキュリティ公開となります。
同社のアドバイザリでは、24種類の製品にまたがる1,000件超のユニークなCVEに言及しており、そのうち460件以上は認証なしでリモートから悪用可能な脆弱性です。数十件の脆弱性向けパッチは、追加のセキュリティ上の欠陥にも対処しています。
これらのセキュリティ上の欠陥のうち150件超が「緊急」(critical)レベルの深刻度を持ち、そのうち90件近くはCVSSスコアが9.8以上となっています。
今月最も多くの新規セキュリティパッチが提供されたのはFusion MiddlewareとHyperionで、それぞれ262件のパッチが公開されました。このうち100件超が緊急レベルの脆弱性です(それぞれ80件、27件)。
オラクルのアドバイザリによると、Fusion Middlewareの更新では認証なしでリモート悪用可能な脆弱性182件が修正され、Hyperionの更新でも同様の脆弱性107件が修正されています。
オラクルはこのほか、E-Business Suite(120件)、Commerce(66件)、Siebel CRM(50件)、Supply Chain(46件)向けにも多数のパッチを公開しました。
今月修正が行われたその他の製品には、VM VirtualBox、Analytics、PeopleSoft、Communications、Enterprise Manager、MySQL、Financial Services Applications、Autonomous Health Framework、Application Testing Suite、JD Edwards、Database Server、Java SE、Retail Applications、Essbase、Food and Beverage Applications、Construction and Engineering、Hospitality Applicationsが含まれます。
今回修正されたセキュリティ上の欠陥は1,000件を超えるものの、2026年8月のCSPUは2026年7月のCritical Patch Updateにはわずかに及びませんでした。7月の更新では1,449件のセキュリティパッチが公開され、1,400件超のユニークなCVEに対処していました。
パッチ件数がこれほど多い背景には、脆弱性発見にAIを活用していることがあると見られます。オラクルは今年に入り、パッチ適用の迅速化のため高度なLLMモデルを使用していると発表していました。
オラクル製品の脆弱性は脅威アクターに悪用されてきた実績があるため、オラクルの顧客にはできるだけ早くセキュリティ更新を適用するよう推奨されています。
「オラクルは、既にセキュリティパッチをリリース済みの脆弱性を悪意を持って悪用しようとする試みの報告を、依然として定期的に受けています」と同社は述べています。
翻訳元: https://www.securityweek.com/943-patches-rolled-out-with-oracles-august-2026-security-update/