大手病院向けテクノロジープロバイダーの一社が、3月に発生したデータ侵害により370万人が影響を受けたと連邦規制当局に報告しました。
医療ソフトウェア企業のCareCloudは、ハッカーが同社の電子カルテ環境の一つに8時間侵入し、375万6,469人の情報が流出したことを確認したと、米保健福祉省(HHS)に提出した文書で明らかにしました。
複数州に提出された被害者向けの情報漏えい通知書の中で、CareCloudは次のように述べています。ハッカーは3月10日から3月16日にかけて同社のAWS環境の一つにアクセスし、データを外部に持ち出すことができたとのことです。
流出したデータには、個人情報、社会保障番号(SSN)、ID番号、クレジットカードおよびデビットカード情報のほか、医療情報や保険データも含まれています。
CareCloudは当初、この攻撃について法執行機関に報告していましたが、3月24日までに「影響を受けた可能性のある情報の機微性と、この事案がもたらしうる影響を踏まえ」、証券取引委員会(SEC)にも報告することを決定しました。
影響を受けた370万人のうち、27万人以上がテキサス州、2万3,000人がサウスカロライナ州、約5万8,000人がオレゴン州の住民です。ニューハンプシャー州、マサチューセッツ州、カリフォルニア州は、それぞれ何人の住民が影響を受けたかを明らかにしていません。
CareCloudは、病院や医療機関向けにテクノロジーやソフトウェアを提供する大手企業で、4万5,000以上の医療機関にサービスを提供しています。同社は電子カルテシステムに加え、デジタル収益・業務管理製品も手がけています。同社は直近の会計年度で1億2,050万ドルの収益を計上したと報告しています。
今回の事案について犯行声明を出したハッキング集団はありません。大手電子カルテ企業はこの1年の間、ハッカーによる標的とされる事例が相次いでおり、その中には米国内2,000以上の病院にサービスを提供する企業も含まれています。
翻訳元: https://therecord.media/electronic-health-record-company-carecloud-data-breach