サイバーセキュリティスタートアップのOuttakeは、AIの進展の中でデジタルトラストを維持するための統合プラットフォームを開発すべく、4,000万ドルを調達したと発表しました。
2026年初頭にAI主導のフィッシングやなりすまし攻撃の報告が引き続き急増する中、Outtakeの今回の資金調達は、進化し続けるこれらの脅威に対する高度な防御の緊急性を浮き彫りにしています。
OuttakeのシリーズBラウンドはICONIQが主導し、CRV、S32が参加。さらに、Microsoft CEOのサティア・ナデラ、Palo Alto Networks CEOのニケシュ・アローラ、Pershing Square CEOのビル・アックマン、Palantir CTOのシャム・サンカー、Anduril共同創業者のトレイ・スティーブンス、元OpenAI VPのボブ・マクグルー、Vercel CEOのギレルモ・ラウチ、元AT&T CEOのジョン・ドノバンなど、著名なエンジェル投資家が名を連ねました。
この投資によりOuttakeの累計調達額は6,000万ドルとなり、調達資金は同社プラットフォームの強化と、エンジニアリング、プロダクト、ならびに市場展開(GTM)チームの拡充に充てられます。
Outtakeは、エージェント型AIを活用して現代の攻撃対象領域から保護するプラットフォームを開発しており、高度な検索、脅威の分類、自動化されたリスク対応の機能を組み込んでいます。
このシステムはオープンソース・インテリジェンス(OSINT)の収集を活用し、公開環境をスキャンして、テキスト、画像、動画、音声といった形式で組織の重要資産への言及を検出します。
また、ドメイン、ソーシャルプラットフォーム、アプリ、広告にまたがるなりすましの試みを特定して無力化するデジタルリスク保護の仕組みも備えており、セキュリティ運用ツールとの連携に加え、暗号学的なメール署名のためのブラウザ拡張機能も提供します。
「セキュリティチームは、組織がオンライン上に現れるあらゆる場所で信頼を守ることを求められる一方で、攻撃者はより速く動き、複数のチャネルにまたがって活動しています」と、Outtakeの創業者兼CEOであるアレックス・ディロン氏は述べました。
「AI主導の欺瞞にはポイントソリューションでは追いつけないため、私たちはOuttakeを構築しました。企業はデジタルトラストのための統合プラットフォームを選択しており、この資金調達により、その移行が加速する中で顧客とともにスケールできるようになります」と、元Palantirのエンジニアでもあるディロン氏は付け加えました。