AI駆動型のセキュリティオペレーションセンター(SOC)を手がけるスタートアップ、Mate Securityは、シリーズAラウンドで3500万ドルを調達したと発表しました。これにより同社の累計調達額は5000万ドルを超えました。
Canaan Partnersが主導し、Insight Partners、Microsoftのベンチャーファンドである M12、Team8が追加で支援する今回の投資ラウンドは、同社がステルスモードから姿を現してから8カ月後のタイミングで実施されました。
2025年にWizおよびMicrosoftの元幹部らによって設立された、テルアビブを拠点とするMateは、AIを活用してセキュリティオペレーションを継続的に学習する防御システムへと変革する、オープンなエージェント型プラットフォームを構築しています。
MateのエージェントSOCは、資産、業務プロセス、ユーザー、データに基づいて各組織固有のセキュリティコンテキストグラフを作成し、それを検知ルールの構築、インシデントのトリアージと調査、脅威ハンティングやインシデント対応に活用します。
この固有のコンテキストグラフを用いることで、Mateのエージェントは各組織の状況に即した形で動作し、常に最新の状態に合わせたオーダーメイドの防御を提供します。
これらのエージェントは「継続的検知・継続的対応(CDCR: Continuous Detection, Continuous Response)」というフレームワークの下で稼働し、調査のたびに得られた知見を蓄積することで検知精度を高め、その改善が次の調査にも生かされる仕組みになっています。
Mateは年内に従業員数を倍増させる計画で、今回調達した資金はカスタマーサポート、営業、研究開発(R&D)チームの拡充、そして市場でのプレゼンス強化に充てられる予定です。
Mateの共同創業者兼CEOであるAsaf Wiener氏は、次のように述べています。「Mateを立ち上げた当初から、我々は基盤、すなわちコンテキストと信頼への投資が不可欠であり、それらを製品に深く組み込む必要があると認識していました。今後も新しい市場やカテゴリーへの展開を進めながら、スピード感を維持しつつ顧客に徹底的に軸足を置き、未来の『オープン・セキュリティ・オペレーション』の基盤を築いていきます」
翻訳元: https://www.securityweek.com/mate-security-raises-35-million-for-agentic-soc/