AIUC(Artificial Intelligence Underwriting Company)は、シリーズAラウンドで4000万ドルを調達したと発表しました。これにより同社の累計調達額は5500万ドルに達しました。
今回の資金調達ラウンドはRibbit Capitalが主導し、First Harmonicも支援に加わりました。
2024年に設立された、サンフランシスコを拠点とするAIUCは、エンタープライズAIエージェントを評価するための基準「AIUC-1」を開発しました。
この基準は、ジェイルブレイク、ハルシネーション(幻覚)、プロンプトインジェクション、異常な挙動、データ漏洩といった、AIエージェントに共通するリスクをチェックするものです。
このフレームワークでは、AIモデルに対して約5000件の敵対的リスクシナリオを実施し、さらに四半期ごとの監査によって新たに出現する脅威にも対応しています。
同社によると、AIUC-1基準はすでに、Cursor、ElevenLabs、Fin、Harvey、KPMG、Lovable、UiPathなど、人気の高いAIエージェントの認証に採用されているといいます。
AIUCは今回調達した資金を、監査・基準・保険の対象をフロンティアモデルにまで拡大するために活用する方針です。
Anthropicで最初のプロダクト担当者として採用されたAIUC創業者のRune Kvist氏は、次のように述べています。「多くの企業には、パイロット段階では承認されたものの、セキュリティレビューで頓挫したAIエージェントのリストがあります。セキュリティと信頼性を裏付ける証拠こそが、いまや最大のボトルネックとなっているのです」
翻訳元: https://www.securityweek.com/aiuc-raises-40-million-to-certify-enterprise-ai-agents/