Oktaが、アイデンティティ脅威検知企業のPermisoを買収へ

Oktaは木曜日、クラウドネイティブなアイデンティティセキュリティプラットフォームであるPermiso Securityを買収する最終契約を締結したと発表しました。Permisoは、マルチクラウド環境における人間・非人間・エージェント型といったあらゆる種類のアイデンティティを横断して脅威を検知・軽減することを専門としています。今回の買収により、Oktaはアイデンティティ管理の領域を超え、セキュリティオペレーションの分野へと事業を拡大することになります。これにより同社は、アイデンティティ脅威検知・対応(ITDR)の分野でより直接的に競争できる立場を得ることになります。

Permisoの技術がOktaのアイデンティティセキュリティ基盤に組み込まれれば、組織が運用上の死角を解消し、環境内のあらゆる種類のアイデンティティにわたってランタイムでの検知・対応を拡張できるようになると期待されています。

Oktaの最高製品責任者(Chief Product Officer)であるEly Kahn氏は「人間、アプリケーション、サービスアカウント、AIエージェントが連携して機能する『エージェント型エンタープライズ』の保護を企業が実現できるよう、Permisoを迎え入れることを大変嬉しく思います」と述べています。同氏はさらに、Permisoは「実績あるアイデンティティ脅威検知・対応能力と、Oktaの脅威検知・防止能力を強化する卓越した脅威リサーチおよびセキュリティチームをもたらしてくれる」と付け加えました。

取引完了後、Oktaはアイデンティティ脅威検知とアイデンティティ態勢管理を、Permisoから継承する複数の機能を軸とした単一のセキュリティ製品へと統合する計画です。

セキュリティオペレーションセンターへの進出拡大

製品機能面にとどまらず、今回の買収によってOktaはセキュリティオペレーションセンター(SOC)の中核領域にも事業基盤を広げることになると見られています。これにより、進化し続けるセキュリティオペレーション上の課題について、企業のCISOと連携するための足場をより強固にできるでしょう。Permisoの脅威リサーチ部門であるP0 Labsは、Oktaのリサーチ能力に組み込まれ、クラウドおよびAI環境における不審な挙動について認証後の知見を提供することになります。同社によれば、これをOktaが既に持つ脅威インテリジェンス事業と組み合わせることで、検知、脅威ハンティング、そしてアイデンティティのライフサイクル全体にわたる製品ロードマップが強化されるといいます。

取引条件

今回の取引は、通常の完了条件を満たすことを前提に、Oktaの2027会計年度第3四半期に完了する見込みです。Oktaは、この取引が2026年5月27日に発表した業績見通しに影響を与えることはないとしています。買収の財務条件については公表されていません。

翻訳元: https://www.securityweek.com/okta-to-acquire-identity-threat-detection-firm-permiso/

ソース: securityweek.com