Microsoftは木曜日、複数の製品にまたがる深刻な脆弱性を修正する22件の新たなセキュリティ更新プログラムを公開したと発表しました。
このパッチの大半は、Microsoft Azure、Entra ID、Exchange、Fabric、Partner Centerの各製品における緊急および重要度の高い脆弱性に対応するものです。
特に深刻なものとしては、Azure SQL Database(CVE-2026-69502)、Azure Arc(CVE-2026-69555およびCVE-2026-65816)、Exchange Online(CVE-2026-65801)における権限昇格(EoP)の不具合、そしてAzure Managed Instance for Apache Cassandra(CVE-2026-65770)とEntra ID(CVE-2026-69836)におけるリモートコード実行(RCE)の脆弱性が挙げられ、いずれもCVSSスコアは10点満点中10点となっています。
このほかにも、深刻度が緊急に分類される権限昇格の問題が7件解決されています。内訳は、CVE-2026-68782(Azure SQL Database)、CVE-2026-63509(Microsoft Fabric)、CVE-2026-69851(Entra ID)、CVE-2026-68789(Azure SQL Database)、CVE-2026-69400(Azure Logic Apps)、CVE-2026-62834(Azure Data Factory)、CVE-2026-66309(Azure SQL Database)です。
さらにMicrosoftは、Azure Virtual Machines、Microsoft Partner Center、Azure Data Factory、Azure Stack HCI、Azure Data Manager for Energy、Copilot in Azure、Windows Remote Help Defenseにおける重要度の高い脆弱性も修正しています。
これらの脆弱性の大半については、Microsoftがサーバー側で緩和策を既に展開済みであるため、顧客側での対応は不要です。
今週初め、Microsoftはリモートから悪用され情報漏えいを引き起こす可能性のあるCopilotのコマンドインジェクションに関する重要度の高い不具合(CVE-2026-24301)も修正しています。
先週には、2026年8月のPatch Tuesdayにおいてセキュリティ研究者のNightmare Eclipse(別名Chaotic Eclipse)が公開したDefenderのゼロデイエクスプロイト「ShieldBreak」への対応パッチを準備中であると同社は発表していました。
Microsoftは、ShieldBreakが標的とする脆弱性について、現在CVE-2026-69414として追跡されている重要度の高い不具合であると評価しています(CVSSスコアは7.8)。
「Microsoftは、Microsoft Defenderに含まれるMicrosoft Malware Protection Engineにおける権限昇格の脆弱性、通称『ShieldBreak』を認識しています。当社はこの脆弱性に対応する高品質なセキュリティ更新プログラムの提供に向けて作業を進めています」と同社は述べています。
翻訳元: https://www.securityweek.com/microsoft-rolls-out-22-fresh-security-patches/