Microsoftによると、2026年8月のセキュリティ更新プログラムを適用すると、Compatibility Appraiser診断サービスが有効になっているWindows Server 2016システムでエラー0xc0000409が発生する場合があるとのことです。
影響を受けるシステムでは、CompatTelRunner.exe(Compatibility Appraiser Telemetry Runner)プロセスがクラッシュする現象が確認されています。
CompatTelRunnerを制御するMicrosoft Compatibility Appraiserは、Windows Compatibility Telemetryのコンポーネントの一つです。デバイスが次の主要なWindows累積更新プログラムや機能アップグレードに必要なハードウェア・ソフトウェア要件を満たしているかどうかを確認する、バックグラウンドのシステムタスクとなっています。
Microsoftによれば、この既知の問題は物理デバイスとVMware・Azure環境を含む仮想マシンの両方に影響するとのことです。
「2026年8月のWindowsセキュリティ更新プログラム(上記に記載のOriginating KB)をインストールした後、一部のWindows Server 2016デバイスでCompatTelRunner.exeに関連するアプリケーションエラーイベント(イベントID 1000、例外コード0xc0000409)が繰り返し発生する場合があります」と、Microsoft MVPのSusan Bradley氏が発見したサービスアラートでMicrosoftは説明しています。
「CompatTelRunner.exeの障害が繰り返し発生し、アプリケーションイベントログにエントリが記録されることはありますが、デバイスの機能には影響しません。関連するイベントログの警告は、今後の更新プログラムで解決策をリリースするまでの間、一時的に無視して問題ありません」としています。
Microsoftは今後のWindows更新プログラムで提供予定の修正に取り組んでいますが、恒久的な解決策の提供時期についてはまだ明らかにしていません。
Microsoftは6月にも、最新の状態になっていないシステムで2026年6月のセキュリティ更新プログラムが失敗するWindows Server 2016の別の既知の問題を修正していました。
また先週には、最近のメモリ管理の変更により一部のWindows Server 2025でアプリケーションのクラッシュが発生する可能性があると顧客に警告していました。
この問題は、32ビットの仮想アドレス空間内で4GBを超える物理メモリを使用できるようにする拡張機能セットであるAddress Windowing Extensions(AWE)を使用するアプリにのみ影響します。
影響を受けるシステムでは、メモリ破損エラー、アクセス違反例外(エラーコード0xC0000005)、SQL Serverのクラッシュダンプ、そしてSQL Serverサービスの予期しない停止や再起動が確認されています。