研究により、コーディングにAIを活用する開発者にとって、スロップスクワッティングが依然として脅威であることが明らかに。
企業向けソフトウェアの開発者は、AIコーディングツールが存在しないライブラリを幻覚として生成し、それに便乗したハッカーが悪意あるパッケージを作成する「スロップスクワッティング」の被害に遭う危険に、いまだにさらされています。
主要なAIコーディングツールは、この幻覚生成において驚くほど一貫性を見せています。研究者のAleksandr Churilov氏は、5種類の異なるLLMが同じ127個の偽パッケージ名を生成していることを突き止めました。
スロップスクワッティングは比較的新しいタイプのマルウェア攻撃で、AIコーディングツールが生み出す幻覚に応じて悪意あるパッケージが作成され、それが正規のアプリケーションに組み込まれてしまうというものです。
Churilov氏は、まだ査読を経ていない研究論文The Range Shrinks, the Threat Remains: Re-evaluating LLM Package Hallucinations on the 2026 Frontier-Model Cohortにこの調査結果をまとめています。同氏は、Claude Sonnet 4.6、Claude Haiku 4.5、GPT-5.4-mini、Gemini 2.5 Pro、DeepSeek V3.2の間で共通して生成された、幻覚によるパッケージ名127個を発見しました。
今年4月時点で、これらの名称のうち53個――PyPIソフトウェアリポジトリで41個、npmで12個――が、依然として登録可能な状態にあります。
この研究によると、モデルの出力にこれほどの一致が見られる理由は2つ考えられるとしています。第一に、チュートリアルやドキュメントといった、共有された公開の学習素材から、モデルが同じ誤ったパッケージ参照を学習している可能性です。
第二に、モデルがエコシステムの命名慣習から、もっともらしい名前を独自に類推している可能性です。この場合、実際には存在しないにもかかわらず、正しく見える名前を生成することになります。
Churilov氏の研究はCISOやセキュリティ意識の高い開発者を不安にさせるものですが、ある程度の安心材料もあります。残る53個の名称のいずれかが悪意を持って登録された、あるいは攻撃に使用されたという証拠は、今のところ見つかっていません。
この記事はInfoWorldに最初に掲載されたものです。
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翻訳元: https://www.csoonline.com/article/4201164/top-ais-invent-same-fake-pypl-and-npm-package-names-2.html