ShutterGap: Aryon Securityが、CSPM/CNAPPの可視性を超えて露出した370万件のAWSクラウドリソースを発見

Aryon の調査により、極めて機密性の高い情報を含む短命なクラウドリソースが毎年3,731,699件も一般公開状態で露出していることが明らかになりました。この問題は、公開共有機能をサポートするAWSサービスを利用しているあらゆる組織に影響を及ぼします。

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こうした露出は数分から数時間しか続かないことが多く、定期的にスキャンを行うCSPMやCNAPPプラットフォームでは検知しきれない一方、攻撃者がそれを発見してコピーするには十分な時間です。

今回の調査結果は、リアクティブ型のCSPM/CNAPPモデルが抱える根本的な限界を浮き彫りにしています。クラウドの設定不備の中には、検知や是正が行われるより先に悪用されてしまうものがあるのです。AIを活用した攻撃の自動化が進むにつれ、このギャップはますます深刻な問題になりつつあります。

さらに今回の調査では、こうした危険な公開共有設定が作られる前にブロックする、リソース単位のAWSサービスコントロールポリシーを用いることで、組織がこうした露出を未然に防げることも示されています。

重要性

  • この攻撃は極めて容易に実行可能で、あらゆる組織に影響を及ぼしうる
  • 現在のクラウドセキュリティモデルは、この種の攻撃に対してほとんど、あるいはまったく防御力を持たない。これはAWS自体の脆弱性ではなく、公開共有設定は責任共有モデルの下で顧客側が管理するものである。しかし今回の調査は、検知よりも速く悪用され得る露出に対しては、従来の「見つけてから後で是正する」というアプローチがほとんど無力になり得ることを示している
  • AIを活用した攻撃の自動化がさらに高度化・柔軟化するにつれ、設定不備の発生から悪用までの時間は今後さらに短縮されるとみられる

影響を受ける可能性のある対象

公開共有機能をサポートするAWSサービスを利用しているあらゆる組織が対象です。大規模で複数アカウントを抱えるクラウド環境は、生成されるリソースの数が多く、自動化への依存度が高いうえ、クラウド管理業務が多数のチームや事業部門に分散していることから、より大きなリスクにさらされる可能性があります。

読者が得られる知見

本レポートを読むことで、攻撃者が短命な公開共有AWSリソースをどのように発見・コピーするのか、従来型のCSPMやCNAPPツールがなぜこうした露出を見逃してしまうのか、どのような機密データが露出しうるのか、そしてリソース単位のAWSサービスコントロールポリシーを用いてどのようにこのリスクを防げるのかが分かります。

サービス提供者側の対応

AWSのドキュメントにも明記されている通り、公開共有されたリソースに機密データが含まれないようにする責任は顧客側にあります。「スナップショットを公開として共有する際は、公開スナップショットに個人情報が一切含まれていないことを必ず確認してください」とされています。

それにもかかわらず、Aryonの調査では、顧客側の設定不備に起因する大量の短命な公開露出が確認されており、サンプル調査によればそこには個人情報が含まれていました。

レポートのダウンロード: Millions of Cloud Resources Exposed – The Blind Spot CSPM/CNAPP Tools Don’t Cover

翻訳元: https://www.helpnetsecurity.com/2026/07/29/cspm-blind-spot-report/

ソース: helpnetsecurity.com