米空軍の隊員2人が、複数の組織から数百万ドルを盗み取ったビジネスメール詐欺(BEC)に関与したとして、数年にわたる禁錮刑を言い渡されました。
被告のChijioke Timothy Odimegwu(25)とHarafat Mogaji(26)は、数年間にわたって企業にフィッシングメールを送り付け、従業員のメールアカウントのログイン情報を盗み出していました。
2人は盗んだ認証情報となりすましのメールアドレスを使い、被害者が受け取るはずの入金や支払いを、自分たちが管理する銀行口座に振り向けていました。犯行当時、2人はデラウェア州のドーバー空軍基地に所属していました。
裁判資料によると、2人は6月に、電信詐欺、個人情報の窃盗、アクセス装置詐欺の罪について有罪を認めていました。
量刑言い渡しは金曜日に行われ、Odimegwuは9年超、Mogajiは6年半の禁錮刑となりました。賠償額はOdimegwuが36万6,617ドル、Mogajiが99万5,680ドルです。2人とも出所後に3年間の保護観察が付きます。
検察によると、2人は共犯者らとともに、少なくとも15の組織を標的に攻撃を仕掛けていました。メールのやり取りに割り込み、取引先同士の支払いを盗み取っていたということです。
あるケースでは、アイオワ州の被害者に送られた170万ドルの支払いを横取りしました。オハイオ州の被害者からは、72万ドルの電信送金が不正に転送されたことも確認されています。2人はメールアカウントに侵入した後、支払いに関するやり取りを監視し、その流れに入り込みました。そして「更新された」振込先情報を被害者に送り、事業上の支払いを自分たちの口座へ流し込んでいたのです。
MogajiとOdimegwuは、被害者の金融口座の情報も盗んでいました。口座番号、クレジットカード情報、デビットカード情報などが含まれます。これらを使って自ら口座から金を盗んだり、口座へのアクセス権を他のハッカーに売ったりしていました。
盗んだカード情報を互いに融通し合い、自分たちで買い物に使うこともありました。
2人の犯行は2年以上続き、その後FBIと地元警察に摘発されました。
MogajiとOdimegwuは、ハッキング事件で実刑を受けた米軍関係者としては最新の例です。先週には、米陸軍の元兵士が、複数の通信会社に不正アクセスして機密記録を流出させた罪を認め、連邦刑務所で5年超の禁錮刑を言い渡されました。
翻訳元: https://therecord.media/us-air-force-members-given-6-year-sentence-cyber